あまり日本では知られていないことですが、ニュージーランドのキングサーモンは本当に美味しい!広大な自然の中で育ったキングサーモン達は身も引き締まっていて、寿司、刺身、どんぶり等として食べるのにぴったりなんです。

でもサーモンだったら日本でも食べられるし…と思っている方、違うんです!

調べたところ、日本で一般的に出回っているサーモンは白鮭、銀鮭、紅鮭、アトランティックサーモン、トラウトサーモンの5種類。そのほとんどがチリ産やノルウェー産です。

ニュージーランド産のキングサーモンはあまり見つけることが出来ません

今日は、そんなキングサーモンの美味しさの秘密と、おすすめのレストランやサーモンファーム(養殖場)を解説していきます!!

美味しさの秘密

ご存じの通り、ニュージーランドは海に囲まれ、また淡水も美しい大自然から流れ出たものなので、環境のよさは抜群です。

また、ニュージーランドでサーモンの養殖が本格的に行われるようになったのは1970年代からと比較的歴史が浅いこともあり、寄生虫などの問題がないという利点もあります。サーモンはできるだけ天然に近い状態で育てられ、稚魚から約2年で出荷サイズ(2~5kg)にまで成長します。

さらに、ニュージーランドのキングサーモンは「オメガ3脂肪酸が含まれている量が他のサーモンの2倍以上」と言われています。

オメガ3脂肪酸には、血液をサラサラにして血行を良くする効果、そしてシミを防ぐなど美肌効果などがあると言われていて、サプリメントにも「EPA」や「DHA」などと表示されています。

サーモン・フィッシングと養殖場

釣り好きの方は10月から翌年4月にかけて川や湖で天然のキングサーモンを釣ることができます。代表的な場所は、南島の東海岸沿いに位置するラカイア川(Rakaia River)、ランギタタ川(Rangitata River)とワイタキ川(Waitaki River)です。

その一方、ニュージーランドで一般的にスーパーやレストランで流通しているキングサーモンは、養殖されているものです。

代表的な養殖場は、南島のマールボロサウンズ、サウスランド、カンタベリーエリア等にあり、特にマールボロサウンズでは、ニュージーランドに出回る64%にあたるキングサーモンが育てられています。

中でも面白いのが、南島のマールボロサウンズやサウスランドでは海に養殖場があるのに対し、カンタベリーエリアの中にある、「プカキ湖」という湖に面した養殖場で、ここの水源は、氷河の雪解け水が流れ込んでいるという、世界でも珍しい「淡水」で養殖場が作られています

買い方

サーモンは、ニュージーランド全国のスーパーマーケットの海産物売り場で購入が可能です。ただ、口頭で「サーモンを買いたい」と従業員の人に伝えなければならないので、以下の英語のフレーズが使えます。

「Can I please get 200g of Salmon?」重さの部分は必要に応じて変えてください。

基本的にサーモンは新鮮ですが、もし刺身や寿司に入れて食べたい場合は、

「Is this salmon from today?」(このサーモン今日仕入れたの?)

もしくは

「Can I eat this salmon raw?」(このサーモン生で食べても大丈夫?)

と聞いたほうが良いと思います。

ちなみに、産卵期に当たる2~4月頃にはイクラが市場に出ることもあります。Salmon Roe(サーモンの卵巣)として売られています。

スーパーで売り出されていますが、ニュージーランド人はあまりイクラを食べる習慣が無い為、$1~$2くらいで買うことが出来ます(70円~140円程)。高級食材として日本では出回っているイクラがこんなに安く買えるなんてびっくりですね!

筆者も以前、買おうとして「え、これが欲しいの?」と店員にびっくりされた事があります。

食べ方としては、刺身、どんぶり、寿司等のほか、サーモンステーキとして食べるのもおすすめです。口の中でとろけるようなおいしさのサーモンを楽しんで下さい!

おすすめスポット

ここからは、とっておきのサーモンの養殖場と、絶品のサーモン料理が食べれるレストランを紹介していきます!

マウントクック・アルパイン・サーモン


サーモンの養殖場の見学に行きたい!という場合は南島のカンタベリー地方にあるマウントクック・アルパイン・サーモン(Mt Cook Alpine Salmon)は外せません。

上記の通り、「プカキ湖」という湖に面した養殖場で、水源はがニュージーランドで一番高いクック山の氷河の雪解け水が流れ込んでいるという、世界でも珍しい淡水で養殖場が作られています。

プカキ湖のほとりに併設されたビジターセンター兼売店に入ると、パックに入った刺身やスモークサーモン、アオラキキャビアと名付けられたいくらなどが置いてあり、多くの人が買って絶景を眺めながら湖のほとりで食べています。お持ち帰り用で買う際には保冷剤を入れてくれるので、宿泊先でゆっくり食べることもできますよ。

マウントクック・アルパイン・サーモンの情報

住所; Lake Pukaki Visitors Centre 4856 Tekapo-Twizel Road, Tekapo 7999

営業時間; 毎日8.30am – 5:30pm

公式サイト; https://alpinesalmon.co.nz/visit-us/

湖畔/Kohan Restaurant

筆者は10年以上ニュージーランドに住んでいますが、サーモン料理で一番のおすすめは湖畔レストラン(Kohan Restaurant)です。

日本人経営のレストランで、南島のテカポ湖のほとりにあり、上記のカンタベリー地方の淡水で育てられたサーモンを堪能することが出来ます。

おすすめはは新鮮な刺身をたっぷりとのせたサーモン丼。美しいテカポ湖を鑑賞しながらサーモン料理に舌鼓を打つのは、最高です。

人気のレストランの為、行く際には予約をする事がおすすめです。

湖畔/Kohan Restaurantの情報

住所: 6 Rapuwai Ln., Lake Tekapo

電話: 03-680-6688

営業時間: 11:00am~14:00pm、18:00pm~21:00pm 日曜のディナーは定休日

公式サイト: http://www.kohannz.com/

ハーバーサイド・オーシャン・バー・グリル/Harbourside Ocean Bar Grill

ちょっと値段は張りますが、オークランドのウォーターフロント、フェリービル内にあるシーフードレストランである「ハーバーサイド・オーシャン・バー・グリル」のサーモンステーキは有名です。

サーモンはもちろん、鯛、カニ、クレイフィッシュ、オイスター、ムール貝など様々な魚介類を楽しむことが出来ます。おすすめのサーモン・フィレステーキはNZ$42.95(2020年1月現在)。

ハーバーサイド・オーシャン・バー・グリル/Harbourside Ocean Bar Grillの情報

所在地: First Floor, The Ferry Building, 99 Quay St., Auckland

電話: 09-307-0556

営業時間:11:30am~Late

公式サイト: https://www.harbourside.co/

最後に

今日は、ニュージーランドのグルメであるキングサーモンについて解説しました。

NZに来られる際は、地元の白ワインと一緒に最高級のキングサーモンをお楽ししください!