毎年イギリスのエコノミスト紙が発行している世界平和度指数( Global Peace Index )によると、2019時点でニュージーランドは世界二番目に平和な国に位置づけされています。

他のどのサイトやランキングを見てもトップ3には絶対に入っているニュージーランド。

日本の3分の2ほどの国土に人口480万人が住み、その6倍もの羊がいる自然いっぱいのニュージーランド。たくさんの日本人が留学やワーホリに来ている人気の国です。

この記事ではニュージーランド在住歴12年の私が2020年1月現在のニュージーランドの治安と、注意しておかなければならないことをまとめてみました!

よくある犯罪やトラブル

上記の通り、ニュージーランドでは殺人事件や凶悪事件などはとても少ないとは言え、日本と比べると軽犯罪の発生率は8倍以上と言われています。

オークランドと東京と言う二つの国の最大都市を比較してもオークランドの方が東京より3倍の軽犯罪件数となっています。

特に以下の犯罪には注意が必要です。

1. 車上荒らし

筆者も数年前オークランドの有料駐車場に車を停めておいたらやられてしまいました…

わずか15分足らずの間に車の窓ガラスを割られて貴重品を取られてしまうと言う事件もオークランド等の主要都市では起きており、少しの間でも駐車する場合は気を付けた方が良いでしょう。

2. 置き引き

ニュージーランドでは、スリや置き引きにあうリスクがあります。とくに公共の場、レストランやカフェ、図書館などで本、携帯電話、おしゃべりに夢中になっている間に置いていた荷物、貴重品などが盗まれるというケースがあるので気をつけましょう。

筆者も、友達の家の裏庭に自転車を停めて、帰ろうとしたら盗まれていました…これは置き引きと言うよりもはや空き巣かもしれませんが…

3. 強盗(傷害)

ひったくりや強盗の他、お酒や薬物によって暴行事件が発生することもあります。また、人気のない場所や夜に強盗にあうということもあります。ここ数年傷害事件の報道はちょっと増加傾向にある感じがします。

2016年には、オークランドの市街地で、若いアジア人女性が強盗に襲われ財布を奪われる事件が立て続けに数件発生して、ニュースになりました。

筆者の職場の中国系ニュージーランドの女の子も同様の被害にあったそうです。その時の犯人は10代の少女達だったとか。

ニュージーランドで犯罪に巻き込まれないための注意点

知らない人の車には乗せてもらわない/夜は一人で歩かない

あたりまえだ。と思われるかも知れませんが、できるだけ「Uber」や「Ola」等のカーシェアリング・アプリ、もしくはタクシーを使うようにしましょう。ヒッチハイクも一人の場合はあまりおすすめできません。

UberやOlaは初回フリー等のキャンペーンも定期的に行っているので、使ってみるとよいと思います。

夜は、他に人がいるところに行くに留まり、公園の暗がりなどを通って近道などしないようにするのがおすすめです。また、オークランドやウエリントン等の大きな町では、町のどの辺りが治安の悪いエリアなのか前もって調べてみるのもおすすめです。

貴重品は身に着けておく / 現金はあまり持ち歩かない

海外では気を付ける人も多いと思いますが、日本のように場所取りの為に財布を置いたりバッグを置いたりという事が無いように気を付けて下さい。ちょっとでも離れるとそれは捨てたものという程気を付けなければ直ぐに置き引きに遭ってしまいます。

また、ニュージーランドは世界屈指のカード社会なので、主要都市、観光地であればクレジットカード又はキャッシュカード(通称エフトポス)を使うことが出来ます。

長期滞在する場合は必ずエフトポスを作り、現金を持って歩くのはできるだけ避けましょう。短期ステイの方は、必要な分だけ持って、残りはホテルの金庫などに保管しておくのが良いでしょう。

クレジットカードやエフトポスをまとめた記事はこちら

知らない人からの飲み物は飲まない。自分の飲み物からは目を離さない。

これはニュージーランド全体で近年頻繁に起きている事件ですが、ナイトクラブやパーティー、デートなどで初対面の人に飲み物をすすめられた時、薬物(通称レイプ・ドラッグ)などが混入しているおそれもあるので注意しましょう。

もちろん神経質になり過ぎるのは良くないですが、飲み物を飲む際は、バーテンダー等の店員から直接渡されたものや、未開封の物を選ぶよう心がけると良いと思います。

もし犯罪にあってしまったら

ニュージーランドでは、警察も消防車も救急車も全て「111」で繋がります。置き引きなどの被害は直接警察署に行って届け出を出します。

電話のときに通訳が必要なら、無料サービスでLanguage Lineというものがありますので、電話口で日本語通訳が必要と言えば繋いでもらえます。

パスポートの盗難や被害が深刻な場合は大使館への連絡も不可欠です。

大使館への連絡先や手続きはこちらのサイトから確認できます。

まとめ

今日は、ニュージーランドの治安と、その対策についてご解説してきました。

普通に観光する上では特に危険は感じないのですが、楽しく旅行をするためにも少し気を付ける必要があるというのも覚えておいてください。