アロータウンとは
アロータウンはかつて金鉱として栄えた街です。
1862年のゴールドラッシュの最中、ここに集落が作られ、最盛期には7000人以上が住んでいました。
現在でも当時の建造物が多く残っており、その可愛い街並みから人気の観光地となっています。
アロータウンの場所
アロータウンの場所はこちらです↓
クイーンズタウンから北東に21km、車で約20分の場所に位置しています。
クイーンズタウンからアロータウンへの行き方
クイーンズタウンからアロータウンへはバスで簡単にアクセスできます。
バス停はクイーンズタウンのO’Connells Mall前。料金は片道15ドル。
- 8番:直通だが、本数は少ない。
- 11番→10番:Frankton bus Shelterで乗り換えが必要。11番は15分おき。10番は1〜2時間に1本運行。
アロータウンの見所4つ
ここからはアロータウンの見所を4つ紹介します。
1.かわいい街並み&古い建造物
アロータウンには1800年代のゴールドラッシュ時の建物が現在でも残っており、趣ある街並みとなっています。
メインストリート沿いにはオシャレなカフェやレストラン、雑貨屋さんなどが立ち並びます。
アンティーク雑貨なども売っていて、アンティーク好きにはたまらない場所です。
NZ名物のパイを食べながら、カフェでのんびりするのがおすすめの過ごし方です。
2.レイクス地方博物館(Lakes District Museum)
レイクス地方博物館ではマオリ文化の展示やゴールドラッシュ時の展示などを見学することができます。
小さいながらも内容の濃い博物館です。
レイクス地方博物館で街の歴史を学んだあとは、アロータウンも一味違って見えるかもしれません。
- 住所:49 Buckingham Street, Arrowtown 9302
- 営業時間:8:30-17:00
- 休業日:クリスマスのみ
- 入場料:大人10ドル
3.中国人の居住地跡(Chinese Settlement)
ゴールドラッシュ時には一攫千金を求めて、たくさんの中国人が出稼ぎに来ました。
1860年代後半〜1880年代までに8000人以上の中国人がアロータウンを訪れたと言います。
しかしながら、ほとんどの中国人が来た時にはすでに第一次ゴールドラッシュは終わってしまっていました。
中国人が増えることを、地元住民はよく思わず、次第に中国人炭鉱者を迫害するようになったと言います。
アロータウンでの中国人炭鉱者の生活はなかなか辛いものであったに違いありません。
当時中国人炭鉱者が集まっていた居住地は修復され、現在でも見学できるようになっています。
4.紅葉・黄葉
実はアロータウンは紅葉・黄葉が綺麗な場所としても有名です。
ニュージーランドの固有の植物は常緑種が多く、秋になっても紅葉・黄葉しません。
ヨーロッパからの移住者が多いアロータウンでは、移住者によって落葉樹多く持ち込まれたため、ニュージーランドでは珍しく紅葉・黄葉を楽しめる場所として知られています。
紅葉・黄葉のベストシーズンは4月下旬〜5月です。
まとめ
以上、アロータウンについて紹介しました。
アロータウンは小さい街で1〜2時間で観光することができます。
クイーンズタウンを訪れた際には、ぜひアロータウンまで足を伸ばしてみてくださいね。
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